Step 02

インストール
方法

ローカル(自分のPC)かクラウドか?
どのUIを使うべきか?環境構築から実際の手順まで、丁寧に解説します。

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ローカル vs クラウド
どちらを選ぶ?

Stable Diffusionを使うには大きく2つのルートがあります。自分の状況に合わせて選びましょう。

💻 Option A

ローカル環境
(自分のPC)

自分のPCにインストールして使う方法。一度設定すれば無制限に使えます。

完全無料 制限なし プライバシー安全 GPU必要 設定が複雑
☁️ Option B

クラウド環境
(Google Colab等)

ブラウザから使えるクラウドサービスを利用。PCスペック不要で今すぐ始められます。

PCスペック不要 すぐ使える 無料枠あり 使用制限あり
🎯

初心者おすすめ:まずはクラウド(Google Colab)で体験してみて、慣れてきたらローカルに移行するのがスムーズです。このステップでは両方の手順を解説します。

どのUIを使う?
3大ツール比較

Stable Diffusionは「エンジン」なので、操作するためのUI(ユーザーインターフェース)が必要です。主要な3つを比較します。

初心者向け

🖥️ AUTOMATIC1111
(WebUI)

最も歴史が長く情報が豊富なUI。拡張機能が膨大で何でもできます。

情報・解説記事が最多
拡張機能が豊富
LoRAなど応用も簡単
動作がやや重め
開発が停滞気味

🔧 ComfyUI

ノードベースの高機能UI。ワークフローを視覚的に組めて、自由度が最高。

動作が軽くて速い
Flux等最新モデル対応が早い
細かい制御が可能
初心者には最初とっつきにくい
ワークフロー共有が活発
シンプル

🌐 Forge
(WebUI Forge)

AUTOMATIC1111をベースに高速化・軽量化したUI。互換性を保ちながら改善。

A1111より高速
VRAM効率が良い
A1111と操作感が近い
SDXL・Fluxに対応
情報量はA1111より少なめ
💡

このガイドでは? 初心者はAUTOMATIC1111(WebUI)から始めるのがおすすめ。情報量が圧倒的に多く、困ったときに検索すれば答えが見つかります。慣れたらComfyUIも試してみましょう。

☁️ Google Colabで
今すぐ使ってみる

PCスペックが心配な方、まずは試してみたい方向け。Google Colabを使えば、ブラウザだけでStable Diffusionが動かせます。

📖 Google Colabとは?

Googleが提供する無料のクラウド実行環境。Pythonコードをブラウザ上で動かせます。GPUも無料で借りられます(使用時間に制限あり)。Googleアカウントがあれば今すぐ使えます。

01

Googleアカウントにログイン

gmail.comのアカウントがあればOK。持っていない場合は無料で作成できます。

02

Colabノートブックを開く

「TheLastBen/fast-stable-diffusion」などのColabノートブックをGitHubで検索するか、StableDiffusion用のColabを提供しているサイトからノートブックを開きます。

03

ランタイムをGPUに設定

メニューの 「ランタイム」→「ランタイムのタイプを変更」→「T4 GPU」 を選択。これでGPUが使えるようになります。

04

セルを上から順番に実行

各セルの左にある▶ボタンを順番にクリックしていくだけ。自動的にインストールが始まります。

05

URLが表示されたらアクセス

最後のセルを実行すると Running on public URL: https://xxxx.gradio.live のようなURLが出ます。クリックするとWebUIが開きます!

⚠️

注意:Colabの無料プランは継続使用が90分を超えると切断されることがあります。長時間の作業にはGoogle Colab Pro(有料)か、ローカル環境の構築をおすすめします。

💻 自分のPCに
インストールする

Windows PCへのインストール手順を解説します。MacはM1/M2/M3チップ対応ですが、Windows+NVIDIAが最もスムーズです。

🔍 必要な環境(Windows)

OS:Windows 10/11 / GPU:NVIDIA(VRAM 6GB以上推奨) / RAM:16GB以上 / ストレージ:空き20GB以上

1
Pythonをインストール
バージョン 3.10.x を使用すること(3.11以降は一部非対応)

python.org にアクセスして Python 3.10.x をダウンロード。 インストール時に必ず 「Add Python to PATH」にチェックを入れること!

⚠️

PATHへの追加を忘れると後でエラーになります。インストール画面の一番下のチェックボックスを確認してください。

インストール後、以下のコマンドでバージョン確認:

確認コマンド python --version
# → Python 3.10.x と表示されればOK
2
Gitをインストール
ファイルのダウンロードに使います

git-scm.com からGitをダウンロードしてインストール。設定はすべてデフォルトでOKです。

確認コマンド git --version
# → git version x.x.x と表示されればOK
3
AUTOMATIC1111をダウンロード
GitHubからファイル一式を取得します

インストールしたいフォルダ(例:C:\stable-diffusion)に移動し、コマンドプロンプトで以下を実行:

コマンド git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui

完了すると stable-diffusion-webui フォルダが作成されます。

4
モデルファイルを配置
モデルがないと画像を生成できません

Civitai(civitai.com)Hugging Face からモデルファイル(拡張子:.safetensors または .ckpt)をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを以下のフォルダに入れてください:

stable-diffusion-webui
└── models
    └── Stable-diffusion
        └── yourmodel.safetensors ← ここに入れる
💡

おすすめモデルは Step 3「おすすめモデル」 で詳しく紹介します!まずはCivitaiで「DreamShaper」や「Realistic Vision」などを試してみましょう。

5
起動する!
初回はPyTorch等の依存パッケージが自動インストールされます(数分かかります)

stable-diffusion-webui フォルダ内の webui-user.bat をダブルクリックするだけ!

または、コマンドプロンプトから:

cd stable-diffusion-webui
webui-user.bat

起動するとブラウザが自動で開き、以下のURLにアクセスされます:

http://127.0.0.1:7860
# このURLが表示されたら成功!ブラウザで開いてください
🎉

WebUIが開いたらインストール完了です!プロンプトを入力して「Generate」をクリックすれば画像が生成されます。

🍎 Macの場合

M1/M2/M3チップ搭載のMacでも動作します。WindowsのNVIDIA GPUと比べると速度は劣りますが、十分使えます。

手順内容
1. HomebrewをインストールMac用パッケージマネージャー。公式サイトのコマンドを実行するだけ。
2. Pythonをインストールbrew install [email protected] を実行
3. WebUIをクローンWindowsと同じくgit cloneを実行
4. webui.sh を実行.bat の代わりに ./webui.sh を実行
💡

MacではMPS(Metal Performance Shaders)が使われます。一部の機能や拡張機能がWindowsと挙動が異なる場合があります。

🔧 困ったときの
チェックリスト

インストール時によくあるトラブルと対処法をまとめました。

!
「python は内部コマンドまたは外部コマンドとして認識されていません」

→ Pythonインストール時に 「Add Python to PATH」 にチェックを入れ忘れています。Pythonを再インストールしてチェックを入れてください。

!
「CUDA out of memory」エラーが出る

→ GPUのVRAMが不足しています。webui-user.bat をメモ帳で開き、以下を追記してください:

set COMMANDLINE_ARGS=--medvram --opt-split-attention

VRAMが4GB以下の場合は --lowvram に変更してください(速度は落ちます)。

!
起動は成功するがモデルが選べない

→ モデルファイルを正しいフォルダに入れていない可能性があります。models/Stable-diffusion/ フォルダを確認してください。配置後、WebUI画面の🔄ボタン(モデル更新)をクリックしてリロードしましょう。

環境構築ができました 🚀

ローカルかクラウドで、WebUIが起動できましたか?
次はいよいよおすすめモデルの紹介へ。何を入れるかで画風がガラリと変わります!

▶ 次のステップ:モデル・LoRAの入手&インストール

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