Step 03

ノード&
ワークフロー

の基本

ノードの追加・接続・削除から、基本ワークフローの読み方まで。
ここを理解すれば、ComfyUIの「難しい」がなくなります。

スクロールして読む

ComfyUIの
画面構成

ComfyUIを起動すると、広大なキャンバスにノードが並んでいます。まず画面の各要素を把握しましょう。

🖥️ メインキャンバス

ノードを配置するエリア

ワークフローのメインステージ。ノードを自由に配置・接続します。右クリックでノードを追加、中クリック+ドラッグまたはスペース+ドラッグで画面を移動、Ctrl+ホイールでズームします。

⚙️ 右側パネル

Queue・設定・Manager

「Queue Prompt(生成実行)」ボタン、生成キューの表示、各種設定メニュー、ComfyUI Managerへのアクセスが右側にあります。

🔗 ノードのコネクタ

入力(左側)と出力(右側)

各ノードには左側に入力ポート右側に出力ポートがあります。出力ポートを出力ポートをドラッグして別ノードの入力ポートに接続します。同じ色のポートだけつながります。

ノードの追加・
接続・削除

ノードを追加する

キャンバスの空白部分でダブルクリックまたは右クリック→「Add Node」でノード検索ウィンドウが開きます。名前を入力して検索し、クリックするとキャンバスに追加されます。

🔗

ノードを接続する

ノードの右側の出力ポート(●)をドラッグして、別ノードの左側の入力ポートに向かって引っ張ります。接続できるポートは同じ色で示されます。接続すると線が引かれます。

✂️

接続を切断する

Ctrl+ドラッグで接続線を切ることができます(ハサミモード)。または入力ポートを右クリック→「Disconnect」でも切れます。

🗑️

ノードを削除する

ノードを選択してDeleteキー、または右クリック→「Remove」で削除できます。複数選択はShift+クリックか範囲選択で可能です。

📋

ノードをコピー&ペースト

ノードを選択してCtrl+C → Ctrl+Vでコピーペーストできます。設定値ごとコピーされるので便利です。

⌨️ キーボードショートカット一覧

操作ショートカット
生成を実行Ctrl + Enter
ノードを追加キャンバスを ダブルクリック
全選択Ctrl + A
元に戻すCtrl + Z
ワークフロー保存Ctrl + S
ワークフロー読み込みCtrl + O
全体を画面に収めるCtrl + Shift + H
接続線を切るキャンバスで Ctrl + ドラッグ
画面移動Space + ドラッグ または 中ボタンドラッグ
ズームCtrl + マウスホイール

覚えておきたい
主要ノード8選

ComfyUIには数百種類のノードがありますが、まずは以下の8つを覚えれば基本ワークフローが組めます。

モデル読み込み

Load Checkpoint

Stable Diffusionのメインモデルを読み込みます。最初に必ず使うノード。

MODEL CLIP VAE
テキスト変換

CLIP Text Encode

テキストプロンプトをAIが理解できる数値(CONDITIONING)に変換します。ポジティブ・ネガティブそれぞれ1つずつ使います。

CLIP CONDITIONING
ノイズ生成

Empty Latent Image

生成する画像のサイズ(幅・高さ)と数を指定してノイズの土台を作ります。

LATENT
サンプリング / 生成

KSampler

ComfyUIの心臓部。ステップ数・CFG・サンプラー・スケジューラーを設定して画像を生成します。

MODEL POSITIVE NEGATIVE LATENT LATENT
画像変換

VAE Decode

KSamplerが出力したLATENT(潜在空間のデータ)を実際の画像に変換します。

SAMPLES VAE IMAGE
画像保存

Save Image

生成した画像をoutputフォルダに保存します。ファイル名のプレフィックスを設定できます。

images
画像読み込み

Load Image

img2imgやi2i用に既存の画像を読み込みます。inputフォルダの画像を選択できます。

IMAGE MASK
画像→潜在空間

VAE Encode

img2imgで使用。入力画像をLATENT空間のデータに変換します。KSamplerに渡します。

pixels vae LATENT

txt2img
ワークフロー解説

テキストから画像を生成する最もシンプルなワークフローです。ComfyUIを起動したときのデフォルト状態がこのフローです。

// txt2img 基本フロー
①モデル
Load Checkpoint
→ MODEL
→ CLIP
→ VAE
②プロンプト
CLIP Text Encode × 2
← CLIP
→ COND+
→ COND−
③ノイズ
Empty Latent Image
→ LATENT
④生成
KSampler
← MODEL/COND/LAT
→ LATENT
⑤デコード
VAE Decode
← LATENT/VAE
→ IMAGE
⑥保存
Save Image
← IMAGE

KSamplerの主要パラメーター

パラメーター意味推奨値
steps生成ステップ数。多いほど精細だが時間がかかる20〜30
cfgプロンプトへの忠実度。高いと画風が強くなる6〜8(Flux: 1〜3)
sampler_nameサンプリングアルゴリズムeuler / dpm++2m
schedulerノイズ除去スケジュールkarras / normal
denoiseノイズ除去の強度(0〜1)txt2img: 1.0 / img2img: 0.5〜0.8
seed乱数シード。固定すると同じ画像が再現できる-1(ランダム)または任意の数値

img2img
ワークフロー解説

既存の画像を元に変換・加工するワークフローです。txt2imgとの違いは「Load Image → VAE Encode」が追加される点です。

📖 img2imgとは?

入力画像の構造や色合いを維持しながら、プロンプトで指定したスタイルに変換する技術。denoise(ノイズ除去強度)を調整することで、元画像の影響度をコントロールできます。

// img2img フロー(txt2imgとの差分)
①入力画像
Load Image
→ IMAGE
②エンコード
VAE Encode
← IMAGE + VAE
→ LATENT
③生成
KSampler
← LATENT(入力画像から)
→ LATENT
④デコード
VAE Decode
→ IMAGE
⑤保存
Save Image
💡

denoiseの目安: 0.3〜0.5なら元画像に近い、0.6〜0.8で大きく変化、1.0は完全に新しい画像(txt2imgと同じ)。img2imgでは0.5〜0.7がよく使われます。

ワークフローを
保存・読み込む

ComfyUIの強みの一つが、ワークフローをJSONファイルで保存・共有できること。他人のワークフローをそのまま使えます。

💾

ワークフローを保存する

右側パネルの 「Save」 ボタン、または Ctrl + S でJSONファイルとして保存できます。画像に保存する場合は生成された画像に自動でワークフロー情報が埋め込まれます。

📂

ワークフローを読み込む

JSONファイルをキャンバスにドラッグ&ドロップ、または右パネル「Load」ボタンで読み込めます。他人が作ったワークフローも同様に読み込めます。

🖼️

画像からワークフローを復元

ComfyUIで生成した画像にはメタデータとしてワークフロー情報が保存されています。その画像をキャンバスにドラッグ&ドロップすると、ワークフロー全体が復元されます。

🌐

ワークフロー共有サイト: CivitaiOpenArtComfyWorkflows.comなどでユーザーが作成したワークフローが無料公開されています。まずは他人のワークフローを使って学ぶのが上達の近道です。

ノードの基本をマスター 🎉

ノードの仕組みとワークフローの流れが分かりましたか?
次はモデルとカスタムノードの導入方法を学びましょう!

▶ 次のステップ:モデル&カスタムノードへ

← ホームに戻る