同じモデルでもプロンプト次第で品質が天と地ほど変わる。
基礎構造・ウェイト・ネガティブ・ジャンル別テンプレまで完全解説。
// 01. 基本ルール
まずここだけ覚えれば、格段にクオリティが上がります。
Stable Diffusionは英語で学習されているため、プロンプトは英語が基本です。日本語でも一部対応していますが、英語の方が精度が大幅に高くなります。難しい文章は不要で、単語や短いフレーズをカンマで並べるだけでOKです。
→ 日本語は正確に認識されにくい
→ 英語の単語・フレーズで明確に指示
プロンプトは前に書いたものほど影響力が強いです。一番大切な要素(品質ワード・被写体)を最初に置き、細部の指定は後ろに続けましょう。
「〜な〜」「〜で〜している〜」のような長文より、キーワードをカンマで区切って並べる方が正確に伝わります。
翻訳ツールを活用しよう! 日本語で考えたイメージをDeepLやGoogle翻訳で英語に変換するだけでOK。完璧な英語でなくても、単語が正しければ十分通じます。
// 02. プロンプト構造
プロンプトを6つのカテゴリに分けて考えると、格段に書きやすくなります。
画質・クオリティを全体的に底上げする魔法の言葉。必ず先頭に置くこと。
何を(誰を)描くか。人数・性別・特徴・服装・ポーズなど。
アニメ・リアル・水彩・油絵など、どんな画風で描くかを指定。
どこで・どんな光の中で描くか。ロケーション・天気・時間帯など。
撮影距離・アングル・レンズ感・ボケ感など写真的な指定。
追加したLoRAはプロンプトの末尾に記述。ウェイトで強さを調整。
特定のキーワードを強調したい・弱めたい場合はウェイトを使います。
(キーワード:数値)ウェイトのコツ:強調は 1.2〜1.4 の範囲が安全。1.5 以上は画像崩れのリスクが高まります。弱化は 0.5〜0.8 が扱いやすい範囲です。
品質ワード
被写体・キャラクター
スタイル・画風
ライティング・背景
カメラ・構図
// 03. ネガティブプロンプト
「描いてほしくないもの」を指定することで、画像崩れや低品質な出力を大幅に抑えられます。
ネガティブプロンプトとは? プロンプトには「描いてほしいもの(Positive)」と「描いてほしくないもの(Negative)」の2種類があります。WebUIでは入力欄が上下に分かれています。Negativeに問題点を書くだけで劇的に品質が上がります。
初心者はまずこれをそのままNegativeに貼り付けるだけでOKです。
手の描写が崩れる場合: AIは手の描写が苦手です。bad hands, extra fingers, (deformed hands:1.4) をネガティブに追加してください。さらに改善したい場合はADetailer拡張機能の活用をおすすめします。
// 04. テンプレート集
コピペしてそのまま使えるテンプレート集。モデルに合わせて微調整してください。
Anything V5 / CounterfeitXL / Blue Pencil XL などと相性が良いです。
キャラクターの髪色・目の色・服装をここだけ変えるだけでバリエーションが量産できます。silver hair → pink hair などどんどん試してみましょう。
Realistic Vision / Juggernaut XL / epiCRealism XL などと相性が良いです。
asian → caucasian / latina などで人種指定。25 years old の数字を変えて年齢調整。studio lighting → outdoor, golden hour でロケーション変更が簡単にできます。
DreamShaper / AbsoluteReality / Flux.1 などと相性が良いです。
季節を変えるだけで雰囲気が大きく変わります。golden hour→night sky, milky way(星景)、mist→snow(雪景色)などを試してみてください。
DreamShaper XL / Juggernaut XL などと相性が良いです。
warriorをmage, archer, healerなどに変えてクラス変更。silver armor→dark robeで職業感が出ます。magical particlesはファンタジー感を高める万能ワード。
Realistic Vision / Juggernaut XL / Flux.1 などと相性が良いです。
perfume bottleをcoffee cup, sneakers, smartphone, watchなどに変えるだけでどんな商品でも応用できます。ECサイトや広告素材の代替として非常に使いやすいです。
// 05. 設定パラメータ
プロンプト以外にも、これらの数値設定が品質を大きく左右します。
画像を作るのに何回計算するか。多いほど丁寧だが時間がかかる。
プロンプトにどれだけ忠実に生成するか。高すぎると画像が崩れる。
計算アルゴリズムの種類。DPM++系が現在の主流。
同じシード値・同じプロンプトなら同じ画像が生成される。-1でランダム。
モデルのベースサイズに合わせることが重要。
低解像度で生成した後に拡大・再生成して高品質にする機能。
// まとめ
Step 1:テンプレをそのまま使う
まずはこのページのテンプレをコピペして生成してみましょう。どんな画像が出るか感覚をつかむことが大事です。
Step 2:1〜2単語ずつ変える
髪の色・背景・スタイルなど1つずつ変えてみる。変化を観察することでキーワードの効果を体で覚えられます。
Step 3:Civitaiのサンプルプロンプトを研究する
モデルページのサンプル画像をクリックすると、その画像を生成したプロンプトがすべて公開されています。これを参考にするのが最速の上達法です。
// Step 5 完了!
プロンプトの基礎・構造・ネガティブ・テンプレ・パラメータをすべて押さえました。
これで0からの入門ガイドは完結です。あとはどんどん生成して経験を積みましょう!