ControlNet・Flux・AnimateDiff・Hires.fix・Inpainting…
実践的な応用ワークフローを全部解説します。
Step 3〜4でノードの基本とモデル・カスタムノードの導入方法を学んだあなたは、いよいよ応用ワークフローに挑戦できます。ここで紹介する5つのワークフローを身につければ、ComfyUIでほぼ何でも作れるようになります。
// 01. ControlNet
ControlNetは入力画像の構造情報(骨格・輪郭・深度など)を保持しながら、プロンプトで指定した画風で画像を生成する技術です。
人体の骨格を検出。ポーズを完全に再現した画像を生成できる。
輪郭線を抽出。キャラクターの形状を保ちながらスタイルを変更。
深度マップを使用。3D的な空間構造を保ちながら変換。
参照画像のスタイルや配色を他の画像に適用する。
| パラメーター | 意味 | 推奨値 |
|---|---|---|
| strength | ControlNetの影響の強さ | 0.6〜0.9(強すぎると硬くなる) |
| start_percent | ControlNetを適用し始めるステップ割合 | 0.0(最初から) |
| end_percent | ControlNetを終了するステップ割合 | 0.8〜1.0 |
必要なもの: ControlNet Auxカスタムノード(プリプロセッサー用)と、Civitaiからダウンロードしたモデルに対応したControlNetモデルファイル(ComfyUI/models/controlnet/に配置)。
// 02. Flux ワークフロー
FluxはSD系モデルと構造が大きく異なります。UNet・CLIP L・T5 XXL・VAEの4ファイルを別々に読み込む必要があります。
| 設定 | Flux [dev] | Flux [schnell] |
|---|---|---|
| steps | 20〜30ステップ | 4〜8ステップ(高速) |
| cfg | 1.0〜3.5(低め!) | 1.0(固定推奨) |
| sampler | euler / dpm++2m | euler |
| scheduler | simple / beta | simple |
| ネガティブプロンプト | 不要(空白でOK) | 不要 |
Flux [dev] の利用条件: Flux devはFluxDevライセンスにより、商用利用は別途ライセンス取得が必要です。個人利用はOK。商用なら Flux [schnell](Apache 2.0)を使用してください。
// 03. AnimateDiff
AnimateDiffは静止画生成のプロセスに「時間軸」を追加し、滑らかなアニメーションを生成する技術です。ComfyUI-AnimateDiff-Evolvedカスタムノードが必要です。
| 設定 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| frame_count | 生成するフレーム数 | 16〜32フレーム(VRAM次第) |
| context_length | 一度に処理するフレーム数 | 16(標準) |
| fps | フレームレート | 8〜16fps |
| beta_schedule | ノイズスケジュール | linear(AnimateDiff専用) |
// 04. 高解像度化
一度生成した画像を高解像度に引き上げる方法は2つあります。Latent Upscale(Hires.fix)とモデルベースアップスケール(ESRGAN等)です。
おすすめアップスケーラー: 写真系なら RealESRGAN x4plus、アニメ・イラストなら 4x-AnimeSharp や 4x_NMKD-Siax が人気です。models/upscale_models/ に配置して使います。
// 05. Inpainting
Inpaintingはマスクで指定した領域だけをAIで再生成する技術です。背景を変えたり、不要なオブジェクトを消したり、顔だけを修正するのに使います。
実践Tips: 全体を低解像度で生成→アップスケール→顔だけFaceDetailerで再生成、という流れが高品質な人物画像を作る定番の手順です。
// 06. ワークフロー学習リソース
ComfyUIは「他人が作ったワークフローをそのまま使って学ぶ」文化が盛んです。以下のサイトで公開ワークフローを探してみましょう。
モデルと一緒にワークフローも多数公開。画像から直接ワークフロー復元も可。
多数のComfyUIワークフローがカテゴリ別に整理されて公開されている。
ComfyUI専門のワークフロー共有サイト。JSON直接ダウンロード可能。
// 全5ステップ 完走!
Step 1からここまで読んでいただきありがとうございます!
あとは実際に手を動かして、自分だけのワークフローを作ってみましょう。
ImagInAIでは最新のAI画像生成情報を発信中です。